風と小人
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美しいもの、きれいなもの、好きなものに触れると心が動く、その瞬間に近づきたい。好き:ことば、心の動き、音。
境界線

人が亡くなる、ということが実感としてよくわからない。
死ぬと遠くへ行ってしまうような気もするし、
いつもそばにいる気もする。

物理的に離れていて会えないのと何が違うのか(いや、決定的に違うのだけれど)、
心の中で会話をしているのと何が違うのか(いや、生の会話はできないのだけれど)

よくわからない。


生きていても、会えない、
死んでしまって、もう会えない、
亡くなってしまったけど、いつでも会える

その境界線はどこにあるんだろう。
人は死ぬけれど、同時に死なないのか?


祖母が亡くなったとき、まるで眠っているようなのに触るとひんやり冷たくて、
ああこれが死ぬということなのかと身体でわかって、その瞬間に涙が吹き出した。


地元の知り合いの家族が事故に遭ったと聞いた。
大破した車の写真を新聞で見た。言葉を失った。ただただ、心が痛い。
当たり前のこの日常は、一瞬にして一変する可能性をいつだってはらんでいる。
この会話が、生きているうちの最後の言葉になるかもしれない。
あの笑顔が、最後の記憶になるかもしれない。

最後のお見舞いに行った時、
認知症だった祖母がベッド越しに驚くほど強い力でぎゅっと握ったその手を、
私はまだ覚えている。


いま、ここを大切に。


誰か亡くなるたびにいつも思うのは、
誰かを亡くした人に、何かしてあげられることはないかと思うのだけれど、なにもない。
ただ遠くから祈りをささげ、心を痛めることができるだけ。時間がやさしく流れますように。
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# by mayu_0226 | 2013-07-29 18:14 | Comments(0)
チャネル

人の中には、自分以外の人と交信するためのチャネルがついている。
チャネルにはひとりひとりがそれぞれに持っている周波数帯がある。


自分のチャネルと相手のチャネルが合った時には、
言葉以外のものを、言葉にしなくても伝え合うことができる。
言葉も言葉以外も深くまで分かり合えて、
まるで相手を自分をひとつであるかのように感じ、わかり合うことができる。

自分と相手のチャネルがずれてしまった時には、
どんなに言葉に尽くしてみても、全く伝わらない。
同じ空間にいても、まるでそこにいる手ごたえを感じられない。
手触りがなく、冷たい。


同じ人との関係にも波があって、
チャネルがぴったり合っている時と、
完全にずれてしまってうまく交信できない時がある。
なんにしたって、いい時とわるい時がある、それはそうだ。
ずれてしまった時はたぶん、時間がたつのを待つしかない。
無理にチャネルをいじってみても、チャネルを直すことはできない。


誰とでも交信できる人は、きっと周波数帯が広くて、
赤ちゃんや老人とも、犬や小鳥とも、
蚊やダンゴムシとも、杉やコケとも交信できるんだろう。
その人と一緒にいると相手は包み込まれた感じにほっとして、
楽な気持ちになって心が溶け出していく。自分を覆っていた外の殻が剥け始める。


人間関係は、ランダムな動きの中にある。その中の交点で出会い、また離れていく。
出会いには始まりだけある。終わりはない。
一度出会った人とは、この先ずっと知り合いだからね。
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# by mayu_0226 | 2013-07-16 10:51 | Comments(0)
出会い
人生の中で、大きな決断をできるよう、手がかりをくれたり、背中を押してくれたりする人。そういう人と出会えたことそれ自体がすでに大きなギフトなんだろうな。結果として、たとえその先並んで歩くことができなかったとしてもね。
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# by mayu_0226 | 2013-07-08 14:16 | 信じる | Comments(0)
日々
他の誰でもない、自分の人生を生きる。どう受け取るか、なにを感じるか、すべては受け手の視点。現象はただそこにあるだけ。

ありのままに。
つながって、広がって。包み込んで。
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# by mayu_0226 | 2013-06-18 09:17 | 信じる | Comments(0)
決めるエネルギー
なにかを「決める」には、

進むにしても、
今の場所にとどまるにしても、

エネルギーがいる。

進む時は進むことを決定し、その方向へ進むための力が必要だし、
とどまる時は、とどまらない可能性を考えた点で、表明上はこれまでと同じに見えても、内実はなにかしら変化が起きているはずだし、

決めるエネルギーを蓄えるために寝ます。おやすみ。
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# by mayu_0226 | 2013-04-30 00:11 | Comments(0)
混在するリアリティ

 いや、そんなに難しいことじゃないんだけど。

 今日も帰宅して、必要なソフトをインストールするためにPCを立ち上げた。PhotoshopとIllustrator。まったく初めてなので、お絵描きして遊んでみる。とは言っても、社会人になってからずっとMicrosoft漬けだったので、PowerPointを入れたいなと探していたら、office for macというソフトがあるらしく、迷った挙げ句(1万円以上するソフト・・・)、購入することにした。新しいものに慣れる必要はある、同時によく慣れて操作の早いものも併用したい。
 
 妹が家を出て一人の時間が増えてきて、PCに向かう時間が増えつつある。部屋に話し相手のいる人は、基本的にはプライベートなブログは書かないんだろうね、PCに向かう時間があれば、目の前の人の目をみて話をする方が何倍もいい。実家の母親は、少女がそのまま大人になったような人で、娘たちに感情をストレートにぶつけてくる。「もっと気持ちを整理してから話してよ」「どっちが本当の気持ちなの?」などど、理解を超える感情をぶつける彼女に詰め寄ったりもしたものだけれど、最近思うのは、彼女の気持ちはいつだって全部本当で、それを理解する経験が私たちになかったんだろう。白か黒かをはっきり決められることは世の中にはとても少ないように、うれしいとさびしい、しあわせとこわい、突き放したいと抱きしめたいといった、一見対極にあっておよそ両立しえないような気持ちすら混在するし、それこそが人の気持ちのリアリティなんだろう。(行き過ぎるとダブルバインド、ということになるのかな)

 人の感情は色とりどりに混在する。そのリアリティにどこまで丁寧に耳を傾けられるか。

 久しぶりに写真をアップしてみます。屋久島のタイドプール(潮溜まり)の写真。
屋久島は自然がぎゅっと詰まっていて、本当にいい。海も山もある。
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# by mayu_0226 | 2013-04-15 23:23 | Comments(0)
つれづれ
 学校の課題をするために、というか、せっかく美大生なので、パソコンを新しくしました。会社でパソコンを使うことが多くて、自宅では極力PCを開きたくないこともあって、自宅PCは古いWindowsとiPod touch、iPadでこなしてた。初めてのMac、こんにちは。高い買い物をすることが少ないので、何回か下見にいってようやく。MacBook Pro。店頭で、自宅でもできるごくごく簡単な初期セットアップをするのだけど、その時店員さんと「おめでとうございます!」なんていいながら、白い箱を開けるんだよね。あれは買った人に「これを買ってよかった!」と感じてもらい、Appleへのコミットを高めるための儀式なんではないかと思いました。

 課題に取り組む中で、新しい視点が身につけられたらいいな。人の行動や気持ちを深く考えることの多い仕事だけど、それでも思考方法や視点が偏ってくる。いつまでもしなやかな人でいたい、やわらかく考えたい。

 そういえば、先日朝のNHKでオーロラの番宣の映像が流れてました。「電子が見える現象です」とテレビでは言ってて、簡単には、太陽から流れてくるプラズマと地球磁場とが相互作用することで、可視光が発生する現象(間違ってたら教えて下さい)という理解。たまたまオーロラは目に見えるんだけど、身の回りには可視化されない電子やらなんやらがたくさんあるんだな、と、その映像をみてぼんやり思いました。

 学生時代の友達と表参道で食事してた時、話の流れでシータヒーリングのことを話してみた。彼女も私も心理学を専攻していた背景があって、特に彼女は今も心理学を生業にしているので、現時点で「非科学的」と一般的に分類されることを話題にすることにはすこし抵抗があった。すると彼女は「ロルフィング」というボディワークを週に1回受けてることを話してくれた。体幹を整えるものらしいけど、トレーナー自身は多分にスピリチュアルな人らしい。「心理学者としてスピリチュアルなことに言及することは控えてる」といいつつ、否定しない姿勢。日常的につながっている人の中で、スピリチュアルに興味を持つ人がここのところ増えてきている印象がある。

 「目に見えるもの」だけが「存在するもの」と考えてしまいがちだけど、全然そんなことない。見えないもの存在、見えないものを見る感度。見えないものをどれだけ見れるか、が問われるようになるんじゃないかと思う。

 同時に認知の影響。学部生の頃の認知療法の衝撃は今でも覚えてて、人の認知が思考、行動、さらには健康に及ぼす影響は思っている以上に大きい。視線が世界を作る。社会心理学ですら、「個人が、意識的あるいは無意識的に、自己の予言や主観的期待に沿うような結果を生じさせる行動をとったために、自己の予言や期待通りの結果が出現する現象。または、そのような予言」を自己成就予言といって理論化している。ヒーリングも、創造主にコンタクトして認知に作用する側面が大きいことを考えると、アプローチの違いなのかもしれない。

 村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました。人には、乗り越えないといけない出来事があるのかもしれません。そんなことは「さあ、乗り越えるぞ」と意図するものではなく、絡まった糸が自然にするするとほどけていくようなものだと思ってきたけれど。心の奥の固い塊。つくる君とおなじように私にも会わなくてはいけない人がいるような気がした。心の底の方に光が差し込む物語で、まだうまく言葉にできなくて体の中で物語を飼っている感じ。

 最近SFを見直してる。以前、私淑してた会社の先輩がSF大好きでいろいろおすすめを聞いた。その流れで買ったままになっていた「惑星ソラリス」が面白かった。物質が意識を持つ、自分の意識が物質に反映される。この先を考える中でSFから学ぶものはたくさんある。攻殻機動隊も東のエデンもね。SFもアニメもすごいよ。今日は「2001年宇宙の旅」をiTunesでレンタルして観ています。スタンリー・キューブリックの世界観、映像にはいつも圧倒される。「時計仕掛けのオレンジ」も大好き。何回も観た。今観ても斬新ってすごいよね。

 土日に部屋に籠って1年分の課題を確認して、ひとつめの課題に取り組んでたら、夜には熱が出た。知恵熱か?根を詰めず、おおらかに。

 お風呂に入って、映画の続きを観ます。
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# by mayu_0226 | 2013-04-14 20:25 | Comments(0)
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通勤途中に買いました。週末の楽しみに。村上春樹最新作。
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# by mayu_0226 | 2013-04-12 09:13 | 信じる | Comments(0)
二足の草鞋。
教科書が段ボールで届いた。用語がだいぶわからないけど、一年後が楽しみ。ぴかぴかの大学2年生。

大学学部生向けに、今年も学生時代の専攻と今の仕事の話しをゲスト講義する日程が決まった。だいぶ社会人。
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# by mayu_0226 | 2013-04-12 00:07 | Comments(0)
あたらしい挑戦
今の職場も数年経ったし、もやもやするところもないわけではないのだけれど、
そろそろ新しいチャレンジをしたくなりました。
友達との何気ない会話のひとことが心にひっかかって、
その後自分の中で1ヶ月暖めて、決めました。

美術大学、入学。

とはいっても通信過程なので、今の仕事はそのまま続ける。
学校に行く場合は、週末などに集中して通う。
課題は平日仕事が終わって(ほとんど時間はなさそうだ)と週末に取り組む。

兼ねてから仕事面でも新しい道具が欲しいと思っていて、
仕事に限らず世の中の見方や視点を有機的にできればと思って、
美術の基礎を、学校で体系的に学ぶことにしました。

やりたいことはやっとかないとね!

絵を描くのは中学の美術以来で、
その現実に戻っては果たして単位が取れるのかと恐々とするところもありますが、気長に。

毎夜、シラバスをみてはわくわくしています。
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# by mayu_0226 | 2013-03-29 18:53 | Comments(0)
感じ方
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飛行機の窓から富士山がみえました。白い雲の中に浮かんでました。
ああ、美しいなあと思いました。
その感じ方が日本人なのでしょうか、誰が見ても美しいと感じるのかな。
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# by mayu_0226 | 2013-03-15 14:47 | Comments(0)
めぐる
金曜日、レ・ミゼラブルを観に行った時にメガネをかけた。メガネはミーティングなどの時だけで、いつもはかけていない。
その後席を離れる際にコートやマフラーなど荷物にまぎれて、片付け忘れて席を立ったんだろう。月曜日、会社のミーティングで、さあメガネをかけようとケースを開けると、そこはもぬけの殻だった。

映画館にも、その直後に乗ったタクシー会社にも電話した。何度もしつこく聞いた。
でも出てこなかった。
寒空の下、どこかへ行ってしまったメガネを思うと切なくなった。もう5年位使っている、アランミクリのメガネ。物をなくすことがあまりないから、悲しい。メガネ!

けれど出てこないなら仕方がない。
これまでどうもありがとう、見つけてあげられなくてごめんね。
さようなら。


今日、2012年の業績評価に基づく年俸の連絡があった。
突然ボーナスをもらった。全く予想していなかった。メガネをいくつも買える額の。


巡り巡っている気がした。
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# by mayu_0226 | 2013-03-05 20:38 | Comments(0)
読書メモ)神と見えない世界
まだ途中だけど、これはわくわく!矢作直樹さんと村上和雄さんの対談。

取り急ぎメモ
「愛は脳を活性化する」
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# by mayu_0226 | 2013-02-25 20:51 | 信じる | Comments(0)
世界
目を開けた時に目に映る世界だけが世界だと私たちは疑いもなく思っているけれど、

目を閉じたその先には、また別の世界が大きく広がっている。豊かで、不思議で、大きなものと繋がっている世界。暖かく、守られている。

思いもよらなかった。見えていたのは、世界のわずか一部だった。世界はこんなにもいろんなもので満たされていた。
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# by mayu_0226 | 2013-02-19 00:14 | Comments(0)
メモ)利子の意味合い
「もしお金がマイナス利子のシステムのもとにおかれるならば、社会が実現した富はなるだけ長期的に価値が維持されるようなものに投資されるということです。これと対照的に、プラスの利子の場合には、より短期の利益をあげるものへの投資が優勢になります。よい例は日本の林業です」(エンデの遺言、p.244)
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# by mayu_0226 | 2013-01-27 22:43 | 信じる | Comments(0)